ダンスホール 『ワールド』

昨日も書きました梅田にあった『ダンスホール ワールド』。
その店の記録のホームページってあるんですよ。
野間さんっていうトランペット奏者が作られてたんですね。
この野間さんって人、私高校生のころから知ってましてね、
昔、京都のあっちコッチの吹奏楽団にエキストラで出られていて
よく見てたんですね。
もちろん私は無名の高校生でしたんでね、ご存知無かったでしょうけど。
高校出て、私は早くからジャズ方面へ向かっていったので
その後全く会うことも無かったんですが
この店『ワールド』で再会したんですね。
私が辞める直前だったかな?

よく遊びに来られました。
楽屋で延々マージャンされてたのを思い出します(笑)
そうそう昔のバンドマンの楽屋ってスゴイですよ!
とにかく不衛生!!
知らない人が見たらゴミの山。
テレビゲーム数台・マージャン台・漫画・古い楽譜の山・楽器の残骸・・・
3バンドが交代でね、演奏するんですね。
常にね20人以上のバンドマンがうごめいているんです。
まさに『巣』みたいな感じ。
ゲームに興じる人、コーヒーすする人、マージャンする人、新聞読む人、
練習する人、寝てる人・・・今では貴重な風景です。
うっかり掃除すると、体中カユクなるし。
よく病気にならなかったな、と思います。


でも貴重な体験でした。
この店出身で結構有名になられたミュージシャンもおられましたし。
たまにね、昔を思い出しに来られて『遊んで』いかれるんですね。
この『遊び』は『演奏』っていう意味なんですけどね。


スゴイ人いましたね。大正生まれの『最長老トランペッター』とかね。
ツギハギの補修だらけの恐ろしく古いラッパ使っておられましてね、
普通トランペットって真鍮っていう金属で出来てるので
こすれたくらいで『穴』は開かないんですけどね。
『しのだくん。ラッパもね持ってるだけで減るよ。手の形にね』
20年くらい吹いたらどこか穴が開くよ』って。
その方、同じ場所3回ツギハギしたって。
歴史を感じました。
だれも文句言えませんでしたしね。
引退されるときは『テレビ取材』来られたそうです。
伝説ですね。
この店でね、曲によって『ほとんど休み』って曲があって
よくコンガっていう楽器を叩いて遊んでたんですね。
メンバーにもウケたし。
たまたまダンスの取材に来ていたテレビカメラにね
コンガ叩いてる『手元』アップで狙われて
慌てたことありました。
私、正式なコンガの叩き方知らないんでね。
ウケ狙いでやっただけだったんで。
でも音楽って止められないんです。
だって本番中ですから(笑)
まあテクニックはともかく、雰囲気一発でソレッポクやっておきました。
よい思い出です。

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