水害の恐ろしさ

この8月14日未明の大雨による水害。


もうすぐ2カ月になるつい先日、
宇治市天井川の決壊箇所のすぐ隣に住む知人のお家へ伺ってきました。


あのテレビに映ってたすぐお隣なので 現在もそれはそれは大変な状況です。


お話しの中で最もリアルだったのが、


【音】のおはなし。


大雨の音とは明らかに違う 【ボコボコボコボコ・・・・・】


っていう音が未明から聞こえてきたそうで、
ご主人曰く、最初は奥さんが早朝からコーヒーを淹れてるものだと思ったそうで


コーヒー淹れてるの? ・・・・って聞くと


淹れてない  ・・・・と。


じゃあ何の音か???

と家中を見ると お風呂の排水部分から水があふれかえり
・・・と同時に家の外からも 水の流れる音がしてきて


家の裏側の天井川側を見ると 家の周囲はすでに水があふれかえり
隣家との間の通路は膝あたりまで急流となっていて もはや人間が立っていられないほどの勢い。


置いていた自転車などはすでに流されて無くなっており
慌てて表の自動車を動かそうと見に行くと
まさに車が流されていく瞬間だったと。


井手町あたりの天井川にくらべると、川幅も高さもあきらかに小さな弥陀次郎川。


それでも そのチカラはすさまじく
すぐ隣から下流側の家数軒は ボロボロに壊されていました。


ブロック塀は砕け、傾き、壁はめくれ上がり
建物も明らかに傾いているのですが
辛うじて二階を保っているがため


判定は・・・・半壊扱いだそうで。。。。


強く強くおっしゃられてましたが


天井川周囲に住む人は


絶対に【水害保険】に加入するべき!!!!



っておっしゃられたました。


何より 命に別条無く、大きな怪我もなかったのが
偶然であったにせよ よかった。


しかし、これから教訓として この心を広く伝えて
残していかなければならないと 強く強く感じたのでした。


昭和28年8月15日未明の南山城水害も
季節的に同時期です。


ちなみに今年8月14日の新聞朝刊の天気予報には

午前6時の降水確率が70%。。。。



まさに あらゆる意味で人間の想定を超えたゲリラ的豪雨であったことは間違いありません。


他人や行政の責任にするだけでなく
各人が我が身を守るために最低限持たなければならない知識教訓なのかもしれません。