山火事は あなどりがたし 超キケン

先日の山火事。
3日がかりの消火活動でようやく鎮火。


木津川市山城町から井手町まで
結構広い範囲が燃えました。


しかも現地は見かけによらず
急峻で 崩れやすく
人の侵入を拒むかのような雑木の密集地。


本職の消防職員さんはもちろん
私たち消防団員も招集がかかり出動しました。


消防団員といっても 普段はそれぞれ別に仕事があって
イザ!という時には 仕事を休んで 現場に駆けつけるわけで。


山火事のように 大勢の人員を必要とするときには
地元を守るためにも必要不可欠な組織。


消火作業と言っても ホースを延長しての放水だけじゃなく
スコップ・ノコギリ・カマ・トビ・チェーンソーなどを持って
延焼を防ぐ作業も重要で
・・・とにかく人手が要る。


急な 道無き道を ホースやポンプ、
その他機材を持って突き進むには
前もって道を切り開かなければいけないし、


文字通り 山あり谷ありで 互いの連絡に不可欠な無線も
届くポイントと届かないポイントがある。


ひとつ間違えば シャレにならない。


怪我人が出なくて何より。
夜間は絶対ムリな場所だ。


井手町のように町の大半が急峻な山地をしめる町では
自衛のためにも 地元住民で構成される消防団の存在意義は大きいと思う。


中には 山に詳しい人もいるし。



住宅地における災害なら
非難時に 体の不自由な方の存在もわかりやすいし


イザというとき
消防の職員さんのような 消火のプロ・救急救命のプロがいて
消防団員のような 地域情報を知り・最低限の消防・防災の知識と訓練を
受けた人たちがいて


お互いに尊重して協力しあってるから
イイんだと  思うな〜。


東日本大震災の報道を見ても
そういった意味での地域力のあるところは復興が早そう。


お互いが生き残るためにも 人と人とのつながりを大切にしたいと思う。
 

最後に 今回感銘を受けた消防団員による山火事現場での工夫

自然の『つる』でホースをくくってる!(笑)
山道でのホース運搬は大変です。


昔から『つる』を使った工夫は地域に根付いていた。


それを 普通に引き継いでいる人がいてくれ
今回それを見た人たちが皆 受け継いだことが素晴らしい。


・・・と思うんですけど。


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