実に障害!地域の壁

全国的な合併バナシが落ち着いて
ようやく色んな現実が見えてきた今日この頃。


気のせいか、合併によって
【不景気になった】
【廃業した】
【不便になった】

・・・という話ししか聞かないのは気のせいか???


あるいは、 私の人脈のせいなのか・・・。



たぶん、 私の全く知らない世界の人たちが
メリットを享受されてることと思います。



私個人的には、
小さな町や村それぞれが
個性を磨いていく流れを創っていくほうが


ドキドキワクワクします。


すべてが強者に飲み込まれる大合併は
弱者の個性を抹殺しがちなので


ダメとは言わないまでも 要注意です。


しかし、この行政区というのは
時として 融通の利かない 障害や障壁となります。


地球上に人類が誕生してから
史実として残る時代までの歩みはもちろんですが


有史以降でも 町や村、国や藩、荘園や渡来系集落など
色んな力関係や 政治的、権力、財力の構図の変化により


人の流れも、文化の流れも、物流お金の流れも変わっていった。


ややこしいことはともかく
時代によって 区切りの範囲や 境界が違ってくる



まあ・・・ウチの場合で言うと、


店が井手町内にあるので、 当然 井手町を中心に
商売を考えるべきだけど、
現実は全く違う。


喫茶でいうと、
歴史好きな人たちもおられるからか
宇治から木津までの南北ラインが多く
次に宇治田原から枚方の東西ライン。


南北ラインでは、
宇治から多賀までが大半で、井手はほぼ無く
山城町や木津の方が多い。


東西ラインは、
元から少ないけど、宇治田原から田辺・枚方まで
ポツポツこられる。


ウチはあまり宣伝広告活動してないので
これらの結果は、元来の 自然な流れの所以だろう。


お客さんとの会話の中で、
地元にまつわることをよく聞かれるが、
答えに困るのが決まって


城陽・宇治田原・田辺の話題。


現在の城陽市でも、旧青谷村は旧綴喜郡だったし
旧多賀村との交流も、旧寺田村・旧中村・旧市辺村・旧田原村・旧草内村
などと多かったようだ。


なので最近できるだけ勉強するよう心がけている。



木津川右岸地域の中ではすでに、
山背古道(やましろこどう)という名称で
城陽市から井手町経由で木津川市へ向かう南北の旧道を
ハイキングコースとして紹介されている。


ウチの店も その山背古道に面している。


とても良い企画だと思うが
これも行政界が限界となっている。


本来、価値ある古道として整備するなら
宇治が起点となるほうが 圧倒的に価値が上がるだろう。


城陽が北の基点であれば
井手町の値打ちは上がらないが


宇治が起点であれば、
井手の値打ちは上がる。


源平藤橘
藤のふるさと宇治。


橘のふるさと井手。


これは全国的なブランドとなるはず。


でも・・・他の色んなチカラが作用して
誰もそんなことしようと思わない。


このテの話しをして
関心を持ってくださるのは
近隣他市町の方ばかり。
地元の人の関心が 圧倒的に少ないのは何故なのか?


現在80歳以上の方々はわかってくださるが、


60歳以下の方々は
驚くほど無関心。



この井手町という町では
その年代以降に 一体ナニがあったのか???


教育が偏ってるのか??


現在の教職員が無関心なのは
今に始まったことじゃないから知ってるけど


昔から そうだったんだろうか??


そのへん、 近隣と違いすぎるしビックリする。




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