お気に入りの豆

お気に入りのコーヒー豆が手に入った。


20年来の知人が焙煎したもの。
その知人は、とっても凝り性で
まず、 生豆をすべて皿に並べて
カタチの悪い豆などを取り去る。


私も 出合った当初から よく手伝った。


豆に混じって『木くず』や『小石』、『麻布』などが
結構たくさん混じっている。


生豆に比べて比重の重い小石などを
選別機で取り去ることは
技術的に可能かもしれないけど、


生豆と良く似た大きさと重さの『木くず』などは
選別しにくいのだろう。


もちろん 異物が混入したまま焙煎すれば
味や香りに影響を及ぼす。


雑味や 異臭となって現れるのだ。


今回仕入れてきたのは 約1週間分。


焙煎したての豆には 炭酸ガスが充満していて
淹れるときに たくさん泡がでる。


まあ、 大した問題は無いんだけど、


焙煎後 3日ほど経った方が 淹れやすい。



ただし、 ミルにかけて 豆をひくのは
毎日使う分だけにした方が 断然イイ。


風味が 全く違う。



ウチは カッティングミルを使っている。


グラインドミルだと すりつぶす動作になるので
どうしても豆を再加熱することになり 風味が落ちる。


なので、 豆を切っていく『カッティングミル』


これだと ドリップで繊細な味の違いを出せる。



そして フィルターは、 ペーパーにしている。


ネルだと どうしても管理と保管が難しく
変なニオイがつきやすい。


豆の風味うんぬんのハナシどころじゃない(笑)




昨日、 カッティングミルを 分解清掃した。



この機械は もちろん業務用のものだ。

いくつもの喫茶店などで使われてきたらしい。



ウチのミルよりも 格段に性能が良いので
昔に使っておられたものか、
支店で使っておられたものか わからないが 


ご厚意で貸していただいた。



ズイブン年季が入っていて 
あっちこっちに コーヒー豆のカスがこびりついている。



使えば 内部は綺麗になるのだが
見た目も 気になるし。






・・・・で、 何時間もかけて分解清掃した。 


日付が変わって 足もとがふらつくまで
ひたすら磨いた。




あとは、 使わない豆を入れて何度も豆をひき
異物を出し切る。



内部は ほとんど汚れていないけど


何といっても 口に入れるもんだし・・・
ここには 精一杯こだわりたい。



ハナシによると 新品は 金属を保護するアブラのにおいがするとか。




まあ、 とにかく 大切に・・・きれいに・・・使っていきたい。





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