地震から学ぶこと

中国の地震で大きな被害が出ています。
中でも【ダム】の危険性。
人工的なダムはもちろん
土石流などで川がせきとめられてできたダムも


危険レベルは想像を絶するものでしょう。


被災者の数も、倒壊した建物の数も
直感的にイメージできない数量です。



井手町でも昭和28年の南山城水害の時に
大正池の決壊により発生した土石流で
井手地区は大変大きな打撃を受けました。


多賀地区でも、流木等により せき止められて
行き場を失った川の水によって
堤防が決壊し、家屋の流失と尊い人命が失われたそうです。


その時、警戒にあたっていた当時の消防団員さんに聞きましたが、
決壊直前の堤防を見に行こうと近づくと 【ぶよぶよ】になっていたらしいです。


とっさに危険を感じて、高台へ方向転換した その時
目の前で決壊し、一瞬で数件の建物が 流されたそうです。


本当に【一瞬の出来事】だったらしいです。


このお話しをされていた方々は、みなさん70歳以上の方々です。


今、現役の消防団員でも どれだけの人々が そういう事実を知っているでしょう?
また、その地に住んでいる人の どれだけの人々が 知っているでしょう?


私は、 不動産を扱う仕事をしてますので
こういうことを言うと 誤解されやすいかもしれません。
被害を受けた場所は 住むべきで無い というわけではありません。
また、 今も危険な場所 ではありません。


川床の拡幅、堤防の強化、ダムの強化など 対策は なされています。


しかし、多賀地区で起こった事例は 今、中国で起こっている
【せき止めダム】に通じるものがあるように思います。



消防団の 水防訓練もバカにできません。


でも、自然のチカラは 人間の想像を しばしば超えるものです。



河川の強度も
建物の耐震強度も 
基準を定める法律はいろいろありますが


所詮は 人間が考えたものです。
完璧とは言えません。


・・・もちろん定められた基準以下のものは問題外です(笑)


歴史は繰り返される・・・と、よく言われますが、
中国の大地震から 多くを学ばなければいけません。




・・・・・・・・

・・・・で、 私はナニをするかというと、
非常用グッズの見直しと、 最低限の工具を
【安全な場所】に置いておこうかと思います。


果たして 役立つか???? 


・・・・・まあ、 使わないに こしたことは無いですよね!



・・・不動産のご相談は、 しのだ不動産・・・tel 0774-82-5808↓
http://www.athome.co.jp/ahki/s-fudo3.html
s_fudo3@yahoo.co.jp

井手町のウワサ』・・・編集中
http://d.hatena.ne.jp/ide-seinennbu