連休明けの定休日です。

水曜日ですので(笑)
でも、チョットは仕事してますよ!
今日は、朝から友人と『スギナ』採りに行きました。


教えてもらうまで 気付かなかったんですが、
近くに イッパイ生えてます。


ツクシのあとに生えてくる 『アレ』ですよ。


私は いつも 薬局で買ってたんですが
どうやら 『輸入モノ』 らしいので、


体のために・・・と思って 逆効果になっちゃったら意味ないし、


友人と話していたところ、


『俺 自分で作ってるで!』 だって(笑)


色々アドバイスもらううちに、 やってみたくなりまして、
一緒に採りに行くことになりました。


この 『スギナ』 ってね、 利尿効果がスゴイんですね。


私、 お酒も 食べることも 大好きですので
気がついたら 『メタボ・・・』っていう
いま 流行りの 症状になっていたらしく(笑)


まあ、体の 『悪いモノ』を 尿と一緒に 流しちゃえっ!


って思ったワケでございます。 ハイ。


実際 『スギナ』を煮出した 『スギナ茶』を飲むと

効果テキメンでした。


でるでるでるでる・・・(笑)


お酒を飲み過ぎて、・・・帰宅してからコップ2杯くらいの
スギナ茶を飲むと、 速攻で でるでるでるでる。


翌朝なんか、 いっぺんに『悪いものが出てる!』って感じで
スッキリして、 二日酔いにならなかったんです。


個人差もあると思いますが、 試した人に聞くと 評判はイイです。


ただ、私も友人も、売ってるモノに対して 『農薬入ってないかな?』 
っていう不安が あったんですね。 


それなら 安全なところの スギナで 作ったらイイやん! ってね(笑)


・・・で、製法。


一番簡単な方法は、 洗って 天日干し。


でもね、 元来ひねくれ者(?)の私は


違う方法でやってみようと 思ったんですね。


ココは 京都府南部。


全国的に有名な 茶ドコロです。


実はワタシ、 以前 約1ヶ月ほど トナリマチの お茶の工場で働いたことがありまして、


色々 仕組みを教えてもらったんですね。


・・・で、 『スギナ茶』にも 応用出来ないかな?

って思ったんです。(笑)


まったく 我ながら バカだなぁ〜って思いますよ。


でもね、 思いついたら・・・やらなきゃ!


昨夜 思いついて いきなり友人を誘って 行ったんです。


いきなり誘う 私も、 一つ返事でつきあう友人もね、 フツーじゃない(笑)


さっそく とある山奥へ入りまして、 
かれこれ10年以上放置されて 高さ2m以上はある 野生化した 『お茶の』から、
茶の葉を少々いただきまして、 実験いたしました。


いきなりですが ウチの事務所で使っている ガスオーブンです。



最初は 『お茶』 のみで。


上の写真では、 スギナが上段に、 お茶のホネが下段に写ってます。


まったくの 我流ですが、 最初の工程 『蒸し』をイメージして、
オーブンの 下段のトレーに 水を入れ、 予熱してから 茶葉を入れたトレーを 入れます。


温度設定は100℃。 でも、熱が加わりすぎて 焦げる状態になってはいけません。


頻繁に  火を入れ、 止めて さまし、 手でもんで また火を入れる。


この作業を繰り返しました。 


そして 出来上がったのがコレ!

歯の部分だけです。
まあ、粉々の部分もありますが、 手作りなので ご愛敬(笑)


早速お茶を入れました。



本当に 意外でした。 普通に飲める煎茶の味ですよ!!


本日は、 テキトーに作りましたので
反省点は多々ありますが、 結構使えそうです。


・・・で、 火の通りにくい お茶のホネの部分と、


スギナを 上下別のトレーで 同時に 乾燥することに。


・スギナを洗ってるところ。

ものすごく 水をはじきます!


・スギナをトレーに並べます。


・チョットずつ (火を入れては冷ます)×(乾燥するまで)回

だんだん乾いてます。

火が入りすぎて 緑色がなくならないように気をつけます。


・もうそろそろかな?

結構軽くなってきました。
・・・でも、 ナゼか しなやか。


友人の作った 『天日干しオンリー』のスギナは パリパリで 緑も濃かった。


問題は どっちが製品としてイイのか? です。


ちょっと違うモノができたおかげで 比較ができます。




気持ち的には 『天日干し』に軍配があがります。

でも、作るのに お天気や 湿気・気温 の影響を受けやすいだろうし
毎回均質なものを作れるんだろうか?


・・・っていう 疑問が残ります。



そこで、温調付きのガスオーブンだったら どうだろう? と思ったんです。


お茶も、耐火煉瓦などを使った窯や、ホウラクなどで 『火』を加えます。
・・・乾燥した熱を加える! って言った方がイイかな?・・・・


まあ、 機械だったら 比較的 均質な製品が作れるでしょう。


あとは 『太陽』のパワーがどれだけの効果をもたらすか? です。
もし、 『太陽』が スゴイ エキスを スギナに注入するのなら
ソッチの線で決まりです。


ただ、 乾燥のみの 目的であれば、 最適な温度ってあるんじゃない? って思います。
結局、お茶も 天日じゃなく 人工的に加えた 熱を利用することで
あの 『よい味』がでます。


スギナも そういう 最適温度って あるんじゃないかな? って思います。


人間が 欲する味。 


それは 『おいしい味』 『クセになる味』 など、 イロイロありますよ。 きっと。


そういう味が 引き出せたら 無理なく 続けられそうです。(笑)


スギナが うまくできたら、 次は ジュウヤク・ヨモギなどで 実験してみたいなぁ〜。


そのヘン 友人は イロイロ詳しいので 教えてもらおうと思います。



江戸時代、 井手町の田村新田の地・・・いわゆる有王地区・・・に 中神琴渓という名医が住んでおられ

薬草なども 栽培されていたらしいです。


この中神琴渓さん、 それまでの 概念にとらわれず、 実際の実験を繰り返して
実体験できたことのみを 信用されていたような気がします。


中神琴渓先生口授とされる 『生生堂医譚』


【中神琴渓・・・当時の天皇の治療もされたとか・・・】


この中にも、 実体験された 『実例』がたくさん書かれています。


現代において、 ここに書かれていることを再現するのがイイとは限りません。


しかし、 手探りで 良薬を探し求め、 従来と異なる 新しい所見と治療法により
多くの人々を 助けた・・・・・


その 『精神』 を感じなきゃ 【今! 読む意味がない!】


ってね、 思ってみたりするわけです。 ・・・バカなのにね(笑)



なので、 薬草や、 薬効のある食べ物・・・いわゆる 『薬膳料理』とされるものに 興味があります。


健康に 幸せに 生きたいなら、 考えて当たり前のことじゃないかな?




家の建て方もね、 


風通しよく・・・ 日当たりよく・・・ 使い勝手よく・・・ 


この基本がウマくいけば、 イイ家になると思いますよ。


よく耳にする、 特別な工法 ・ 特別な素材 など、 そりゃ そうかもしれませんけど、


いくら 高級な素材をつかった 高級な家でも

風通しも・・・日当たりも・・・使い勝手も・・・悪けりゃ!
ビョーキ(病気)に なりますよ! 


今の時代、 あまりにも情報が多すぎて
本当に 大切な事が 見過ごされがちですよ。 きっと。


商売がかった いろんな人の ワナ に ハマッてしまいます(笑)


今、 私は 地元の事について いろいろ調べています。


イッパイ 発見があります。


昔の人たちが この地でやってきたこと、


いろんな 『いわれ』 や 『文献』 などから


見失いがちな 本当に大切なこと が、見えてきます。


今の活動・・・ 本当に イイ活動 です。


こんなに勉強して カシコクなったら・・・どうしよう・・・(笑)
  



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井手町のウワサ』・・・編集中
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