店を変えたい!

いや 場所がとかって意味じゃありませんけどね。
もう・・・ 色々モノがあり過ぎて
雑然とし過ぎて


・・・で、肝心のモノが見つかりにくい(笑)


なので、仕事の空き時間はもっぱら必要なモノと要らないモノとの仕分け。


今更ながら気付いたが 本が多いんだな。これが。


ズイブン処分してきたつもりだったけど
最近出てきたのは 音楽関係が多い。


クラシックからジャズ関係。
そして楽器の変化の歴史や構造の本。
楽家の生い立ちや足跡。
そして理論書や解説書に専門の辞書など。


アホみたいに何度も読みまくった本から ほとんど手つかずまで。


その大半は見事に存在すら忘れていた。



自分が書いた楽譜もイッパイ出てきたので
イッパイ捨ててるのにいくらでも出てくる(汗)



意外に真面目に楽譜書いてたらしいな。




そう言えば、写譜ペン(しゃふペン)という一般的でない筆記用具がありまして、
万年筆の極太版がそれだったりする
・・・で、こんな感じで書く。


こういったペンは 楽譜のほかに 花文字を書くときにもつかえるとか。


ならば梵字も書けるんじゃない? って過去に何度も言ったんだけど
だれも まともにとりあってくれなかった(失笑)



今はね、 パソコンでできるからいいですけどね
私がバンドやってた頃はみ〜んな手書き。


現場に行く新幹線の中で アレンジャー(編曲者)が
延々とスコア(すべての楽器の音をまとめた楽譜)をスラスラと書く。


その人は、楽譜を書くと 頭の中で全部の音が鳴ってくれるらしいので楽器は要らない。
便利な能力だ。


私はムリやったけどね。


・・・で、 私に≪ほいっ!≫と渡されて

【着くまでに各パート譜書いといてや。】

パート譜・・・各楽器ごとの楽譜)

なんて恐ろしいことを何度言われたことか。



とにかく必死で書き写す。



なんせリハーサル無しで 即本番!ってことが多かったし
音の高低の間違いは みんなプロやから自分で修正してくれるけど
曲のサイズ(小節数)なんかを間違えると
一瞬その人だけ曲の中で【行方不明状態】になるわけだ。


まあ・・・みんな自己修正しながらやってくれるし
表面上はキッチリ曲になって【無事故】を装うことは出来るんだけど


終わってから


・・・・お〜い しのだ〜!  4つ(4小節)無かったぞ〜。
とか
もっとひどい場合は


・・・お〜い しのだ〜!  オレの楽譜無かったぞ〜。


なんて人もいた(笑)


お客さんにわからんように
隣の人の楽譜見て 自分の音を予想しながらやるんですな。



アレも慣れでね。



私以外の先輩は 下積み時代が長いから
全員に渡された同じメロディー譜だけで いきなり本番でそれっぽく和音作って演奏やったり。


場末のバンドはみんなそんな感じだったらしい。


私は、そんな経験2ヶ月くらいしかやってなかったから引き出しが少ない。


ホンマに 現場経験圧倒的に少なかっただろう。



みんな何万回とステージをこなしてきてる。


私は多く見ても数千くらいしかできてない。



それでも 経験不足を痛感したのに
最近の人たちだったらどうなんだろう?



キャリアを積める場所が減ってしまってるし
どうやって経験積むのかな?



楽譜を写すだけでも勉強になるわけだけど
手書きの人はまだいるのかな〜?



前田憲男さんという有名なピアニスト兼アレンジャーは 
両手にペンを何本も持って 和音を同時に書く技術をお持ちだそうで


私の周りにも同じように挑戦した人がいっぱいおられた。


私もやろうとしたが 右手にペン4本持って同時にそれぞれ思った場所で●を書くなんて!!

人間業じゃないですね。


ミスして修正して逆に遅くなったよ(笑)


この度の本の整理で そんな記憶が蘇ったわけだが



今更楽譜を書く気が無いので
写譜ペンを使ったオモシロイ使い方を考えようかと思ってる。



梵字以外でね。



しかし・・・いつお店が片付くんだろう??



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