価値観の聖域

ふと思いました。
理想的な通勤時間・距離。
理想的な通学距離・時間。


まあ・・・いろんな考えや価値観があって
人それぞれ【基準値】が違います。


基本的には、【時間がかからなくて・近い】が良いんでしょうけど、


その他の 
【大切にしたいもの】
【こだわりたいもの】
 等によって


多少遠くてもエエねん・・・
多少時間がかかってもエエねん・・・
 っていう風に
【基準値】が変わってきます。


このへんのこだわりは、 当のご本人さんたちにしかわからない 領域だったりします。


例えば首都圏だったら、 マイホームを持つために
通勤時間が2時間以上! って人は ごく普通にイッパイおられます。


しかし、私たちの住む地域は・・・・
2時間もあれば 近畿の主要地のほとんどに行けます


要するに、 【恵まれた地域】なんですよね〜。



ただ、 【基準値】ドコに置くか!

ってのが問題になるだけであって・・・。



まわりを見渡せば 色んな場所に 【人】が住んでおられます。


何十年 何百年住んでおられる地域から・・・新興住宅地まで。


昔は、 歩いて行ける範囲で 生活に必要な最低限のモノが揃った。


しかし今は、 大手の躍進で中小零細の商店が激減し
【選ばれた人】だけが残っていく。


何でもそろってる地域と、 ほとんどそろわない地域の 格差は広がるばかり。


ほとんどそろわない地域・・・に住める人は ある意味【選ばれた人】だ。
車を持った人であったり、
定期的に買い物に連れて行ってくれる身内や友人のいる人であったり、


まあ・・・生活必需品が身近でそろわなくても
それを克服できる【何か】を持っている人は 生きていけますよね。


【その地】が好きで、 【住み続けたい!】という強い熱意のある人達からは
実際 多くを学べます。


以前聞いたハナシ。

Aさん 【最寄りの商店までクルマで20分っていうところに住んでるんです】
    【でも 自然が最高で毎日とってもリラックスできて幸せなんです】
 


Bさん 【!!!  私は絶対ムリ!】
    【近所にスーパーか、コンビニが無いと生きて行けない!】


Aさん 【Bさんのお宅から最寄りのコンビニまで何分くらいですか?】


Bさん 【クルマで5分くらいです。】
    【あっ! でもマンションから駐車場まで10分くらい歩きます。】


Aさん 【じゃあ・・・ウチと5分しか変わりませんね。】


Bさん 【・・・・・・・。】



マンガみたいですが 実話です。




このハナシのポイントは、 Aさんも Bさんも 自分の住んでるところに
さほど不便を感じていない! ってとこかな?(笑)


一番大事なのは 【価値観の基準値】



他人では決してわからない ご本人さんオリジナルの基準値 



これは・・・侵害してはならない ある種の≪聖域≫のような気がします。




自分にウソを・・・ついちゃあいけないらしいです。





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