アサカヤマの歌

年末になると、一年中でおこった出来事を
まとめてベスト10とかいった記事が出る。


今日の京都新聞滋賀県のベスト10


紫香楽の宮跡付近で発掘された
安積山(あさかやま)の歌が書かれた木簡が
スト2 だった。


万葉集 巻一六にある
「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾思はなくに」

これは 葛城王こと 橘諸兄に対して詠まれた歌。



井手左大臣または葛城王とよばれた橘諸兄(たちばなのもろえ)。


その昔、葛城王陸奥国に下ったとき、
国司のもてなしに不満をいだいて怒ったが、
一人の娘が王の膝を軽くたたいてこの歌を詠んだところ、
王は大いに喜んで終日宴を楽しんだという。

この歌は 歌の練習の教科書のようにも使われ、

紀貫之が記した古今和歌集の序文でも取り上げられ、
「うたのちちははのやうにてぞ、手習ふ人のはじめにもしける」と書かれている らしい。



今年5月23日の京都新聞朝刊のトップに

こんなふうに出てました。


ここに・・・安積山の歌は日本最古の歌集万葉集に収められており、
万葉の歌が木簡で見つかったのは初めて。
【二大歌集にかかわる、古典文学研究上の極めて重要な発見】


と書かれています。



その本人の住んだ井手寺の跡地発掘したら
もっと とんでもないもん出るだろうに。



まあ、この記事から 井手に関連性を感じた人は
かなり限られているそうで・・・・


こんど役場の人に会ったら くわしく聞いてみよう!(笑)




この新聞記事、 井手町の『ウワサ』の編集作業やってなかったら
普通にスルーしてポイッと捨ててた新聞です。



もちろん 大事に残してます。




ただ、このニュースが 滋賀県の年間ベスト2の記事だとは
大変驚きました。


こんな歌を詠ませるとは・・・



やるな・・・諸兄・・・(笑)





詳しい解説は↓
http://www1.kcn.ne.jp/~uehiro08/contents/parts/105.htm





井手のエエとこしってるで!
って方は 教えて!
 
しのだ不動産 電話0774−82−5808
http://www.athome.co.jp/ahki/s-fudo3.html
s_fudo3@yahoo.co.jp