省エネ住宅・環境住宅って・・・?

最近、大規模な住宅ローン減税の基本骨子が発表され、
省エネ住宅や200年住宅に対しても
特別枠を設けると・・・・ありました。


・・・・で、 その省エネ住宅ってのがね・・・

基本的発想が、【高気密・高断熱で冷暖房費が節約できる】ってもの。


・・・・それだけでいいの? って思います。


って言うのは、 その家を建てるのに、どれだけのエネルギーを消費し
どれだけ環境へ負荷をかけ、 そしていずれ到来する解体時には・・・・!


今の考え方は 単純に【CO2・二酸化炭素】の削減。


先般の洞爺湖サミットで、二酸化炭素の排出量削減目標を設定するだけで
各国が大きな綱引きをした。


確かに地球規模で考えれば危機的状況。


でもね、他に『ヤバイ物質』をイッパイ垂れ流しのように使って
生産して・・・捨てる・・・。


そこには ツッコンでいかないんだ! ってのが私の感想。


現代の【二酸化炭素の問題】って、 その辺を放置した 先人たちの『ツケ』を払っているようなもの。



私たちの、 子や孫の世代には
今頼っている【ヤバイ物質】の『ツケ』がまわってくる。


ヤバイ物質ってイロイロあるけど、
その最高位に君臨するのは 何といっても【放射性廃棄物】でしょう(笑)


とにかく、環境サミットで『原子力に頼ろう!』ってな感じで合意したってのが
歴史に残る『爆笑ネタ!』だと思いますね。


まあ、サミットに集まってくる各国の代表者は
いわゆる『富裕層』だから、 現在のレベルより下の生活なんか
まったく想像できないだろうし・・・っていうか、
支援者の大企業の多くが 【環境よりもお金】って感じで
背中にピストル突き付けられてる状態の代表者も多いだろうし・・・。


世の中 一歩離れて見ていると
【お金が正義!】って感じ(笑)


武器製造会社の業績アップに 一定時期ごとに難クセつけて戦争したり。


まあ、実際それだけじゃなくって 色々複雑な利権や既得権や正義や宗教や誤解もからんで
ああなってるんだと思いますけど・・・。



・・・で、 ハナシは戻って 今の日本。

不景気で混乱している。



政府は 経済対策として 大規模な住宅ローン減税を打ち出し
CO2・二酸化炭素排出量削減の数値目標達成のために
省エネ住宅や200年住宅への追加費用分の減税措置をおこなったり・・・。


でもね、コレが実に大きな問題。


省エネ住宅や 200年住宅って 誰が決めるの?
だれが基準を作ってるの?


そして 誰が判断するの?



どこかの大学の研究機関のお墨付きもらったり
それらのデータを参考に国の検査機関で基準作ったり・・・。


で、大学の研究機関などには 結構民間からのあらゆる【協力】なんてものがあったりする(笑)


住宅メーカー・建材メーカー・材料メーカー・・・・



研究機関も お金が欲しい。

そして 皆 人間だ!



・・・公正かつ正確な判断が ・・・う〜ん・・・100%の方が出来るとは思えない。

(大半が 偏っているという説は ココでは黙っておきます)




結局、 それらの結果を信じて みんなが振り回されすぎてるように思う。


事実、 高度経済成長期に開発された【新建材】など。

それらの中には 大きく普及した後大問題となったアスベストなど。


捨てるのにも 大きなお金と 手間と時間がかかる。



そのほかにも ありとあらゆる 【未来の建材】【夢の材料】とされたものが、
数十年あるいは数年で否定され続けている。


それらも、 一定の研究機関や 大企業が 【リスクを承知の上】作ったものだ。


今も、 繰り返されつづけている。


ナゼか? ・・・・簡単なこと・・・・『お金』ですよ(笑)



今言えることは、 現在の省エネ住宅や 200年住宅と言われるものの
・・・自然循環しない物質の比率・・・これを明らかにしてほしいものです。


日本人は、もともと 木と紙と土と植物でできた家で 数千年生きてきた。



しかし、たった100年そこそこで 急激に変わっている。

特にここ30年。



・・・・これでいいのだろうか?




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