多賀音頭

地元のおはなしです。
先日お客さんから
『あんた、多賀音頭って知ってるか?』と聞かれたんです。


90歳を超えた方と、親子でお見えになられ
色んな昔話をお聞かせくださいました。


今でこそ『まちおこし』『地域おこし』って言葉が
盛んに使われておりますが


いつの時代でも そういう意識を持った方々によって
色んな文化が創られてたんじゃないかと思います。


・・・で多賀音頭

1. 昇る朝日は万燈呂お山に ヨイヨイ
   広い田の面の 早苗は揺れる
   ソレ 穂風(ほかぜ)波打つ 秋を待つ
   ヤーレコリャサの 秋を待つ


2. 朝の早から露ふみ分けて ヨイヨイ
   赤いタスキに姉さんかむり
   ソレ 今日も楽しい野良仕事
   ヤーレコリャサの 野良仕事


3. 勤め楽しく 山城多賀の ヨイヨイ
   駅を離れりゃ希望が踊る
   ソレ 若い命の夢運ぶ
   ヤーレコリャサの 夢運ぶ


4. みんな輪になれ輪になって踊れ ヨイヨイ
   老いも若きも手拍子揃へ
   ソレ 歌い続ける多賀音頭
   ヤーレソリャサの 多賀音頭 


子供の頃、まだ地域の盆踊りがあったころ
聞いたような聞かなかったような・・・


この土地での 昔の生活がしのばれる歌詞


万燈呂山(万灯呂山)から昇る朝日にはじまり
稲作やら畑仕事中心の生活がある。


赤いタスキに姉さんかむりのいでたちで 野良仕事する光景

しかし、
『駅を離れりゃ希望が踊る』の真意は何だろ???


念願の鉄道駅が
いかに地域の『夢と希望』であったかと
感じさせる内容だと 思わざるをえない。

・・・だって 『希望が踊る』『若い命の夢運ぶ』
なんて言葉が出てくること自体


よっぽどですよね。



しかし、当時の人達からすると
今の世は どう見えるんでしょう?



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