冤罪？・・・誤解されること - しのだのブログ！

ある夜、届け物をした帰り道
まっすぐで真っ暗な国道を　ゆっくりぼんやり走っていると

対向車のライトに隠れていた【動く物体】が
突如スグ目前にあらわれた！

あわてて急ブレーキを踏む。

なんと！　国道のど真ん中で横たわってうごめいていたのは

・・・・人間だ。（汗）

私は　車にハザードランプをつけ
運転席ドアを大きく開けた。

ドアの内側に　小さなライトがあるので　
後続車が少しでも　異常を察知してくれるように願った。

効果があったのか、　後続車は早くから減速してくれた。

しかし！
みんなのまなざしは・・・・【私＝轢いた人・加害者】って感じの目（笑・・えないよ）

幸い　その当事者ご本人は　まだ無事だった。

ご年配の方だ。

なぜ　国道の中央分離帯付近に倒れていたのかはわからない。

しかし、　少なくとも私の前の前の車は　無視して走り去っている。

【その方】に声をかける。

私・・・おっちゃん　大丈夫か？

その人・・・ああ　大丈夫や。ほっといてくれたらええで。

私・・・うん　ほっとける状況チャウねん。　轢かれるで。

その人・・・いや　寝てるだけやし　大丈夫や。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・（これは警察に電話しよ）・・・・・

そんなこんなしてるうちに　私を疑った（？）のか数名集まってこられた。

先方の目は　・・・私と　横たわる人を交互に見つめ　
ゆっくり・・・ゆっくりと　近寄ってくる（笑）

まずは　誤解を解く。

そして安全な場所へ移動させようと思うが
・・・・相手の意図がわからない。

酔っているのか？　体が悪いのか？
車に轢かれたか？　自殺願望か？

いろんな事が頭をよぎる。

自暴自棄になってる人なら　何らかの巻き添えをくうはめにもなりかねない。

後続車へ回避を促しながら・・・　警察を待ちながら・・・　おっちゃんと話しつづけた。

特殊な職業をやっておられると聞き
その地域で・・・　その仕事って・・・・

●●さんか？　　・・・と聞いた。

その人は　何で知ってんねん！　って感じで驚いておられた。

まあ・・・たまたま昨年　一回お会いした事ある人だったのだ。

ほんの数分間　言葉を交わしただけだし　顔はお互い憶えていない。

しばらくして　パトカーが４台ほども集まってきてくれた。

通りすがりの人の目は　私を犯人扱いしてますな。　きっと（笑）

仮にここで！　倒れていた人が

【この人が轢いたんです！】

って、急に言い出したりしたら　あっという間に【冤罪】の出来上がりです。

それがわかってるから　私の前の車は走り去ったのかもしれませんが
あのままほっといたら　かなり高い確率で　不幸な事故が起こっていたでしょう。

だって　真っ暗やみの中央分離帯付近やし。

それが　たまたま知ってる人やったから　助けてなかった方が悔やまれるに違いない。

【冤罪】のリスクがあってもね。

とにかく・・・ご無事で何よりでした。

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