メーカーと施工業者の関係

私は今まで色んな仕事を経験してきた・・・と思う。
全体的に工事関係や製造・検査関係が多い。
そして不動産業に携わり、建築業界の表とウラが見える。


常々思ってきたことだけど とっても不思議なことがある。


あまりにも大企業というか メーカーの言いなりになりすぎてない??


 
世の中、ありとあらゆるメーカーさんがあるわけだけど
【メーカーが許されて】【施工業者(建築等の場合)のみ責任を問われる】っていう構図。


最近でこそ 【製造者責任】っていうのがクローズアップされて
大企業の方針転換が進んできている。


まあ、それは 消費者の声というより
マスコミの力でなったようなもの。


今回私が言いたいのはちょっと方向が違う。


例えば住宅関連のメーカーって多い。


それらを良く見せる【展示場】っていうものまで用意されている。


その【展示場】って誰のためにあるのか?



もちろん顧客のためだ。


しかし、オモシロいのが 
施工業者や関連販売会社から見れば【末端のお客さんのため】のもの。
展示場をやってるメーカーから見れば【来る人(会社)み〜んなお客さん】


そういう発想だから 施工業者や販売会社を呼んで
【勉強会】なんかをおこなう。



メーカーから見れば【勉強会】という名の 単なる【営業】でしかない。


招待された施工業者や販売会社は そこで【勉強】して
お客さんに【営業】する。


メーカーは 末端の【営業】に不安があるから
【どうぞ!展示場へお客さんと一緒にお越しください!】って言う。


まあ、世の中そういうシステムになってるから
そうするしか仕方ない状況にあるのは事実なんだけど、


施工業者も 販売会社も メーカーの思惑に ハマりすぎてない??


・・・って思う。



メーカーに 製品の改良の提案する業者なんて あまり聞かないし。




あっ、 電気資材系は違うな。

末端工事業者の意見を聞いて 頻繁に便利な部材を開発したり
そういった提案に一定の報奨を渡すメーカーまである。


だから、こと建築関係において 便利でラクできる資材は
電気関係にかなり集中している。


突貫の店舗工事や 仮設工事なんかのとき
価格よりも スピード重視であれば
電気関連の工事資材を使えば 断然早くて 微調整もききやすい。


もちろん内装の下地関連ね。


業界が違えば 使う資材の入手ルートが全く違うし
異業種で使われている【便利な資材】に出合える確率が減る。


業種間の交流が進むことで 技術の発展やコストダウンできる業種が多いだろうな。 きっと。




・・・っていうのも 今日自宅のトユを修理していてね


なんでアルミサッシのトユって こんなにメンテ性悪いネン!(怒)
って思ったことから 書いてしまった。


メーカーや年代にもよるし、 施工業者さんの選択にもよるだろう。


長年の 埃と ゴミや 水垢や コケが
ヘドロ化して詰まってしまっていた。


一度 業者さんに見てもらったんだけど
全然治らなかったので 自分でやってみた。


手の届き難い部分まで 何を入れて掃除しようか?


ふと 手元にあった 廃棄予定の古いガスホースを手に取り
掃除してみた。


すると! 程度な【しなり】【硬さ】が絶妙で
ウマク掃除できた(笑)


配管掃除道具に ガスホース使うヤツって あまりいないんじゃない?
って自分で勝手に喜んでしまってる。 アホやな(笑)


そうそう、 ガス業界もメーカーの言いなりの業種だ。


先日、ガス店の友人たちと話し合った。

【ガス器具の意地悪な実験やったろか!】


メーカーの交渉スペックがどんなものか?
メーカーや機種の良いところも悪いところも
包み隠さずブログなどで公表してやろうか?
ってこと。


何もメーカーを陥れるんじゃない。


事実は事実として 改善すべきは改善すべきこととして

真剣に考えてほしいという気持ちの現れ。



極端なハナシ、 そういう提案に鈍感なメーカーは
使う必要無いだろうしね。



お客さんのためにも イイもの作ってもらう努力をしなきゃ。


ウチも販売店ですし・・・ネ。




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