本物の玉水焼

今日、 とあるお宅に伺った。
大変あらゆる分野に見識をお持ちの方で、
いろんなお話を聞かせていただいた。


中でも、【茶器】について話が及んだ時、


見てみるか?・・・・と手渡していただいたのが
本物の玉水焼


第三代 任土斎の手によるもの。



私は 【茶道】の教養も知識も無い。



ただ・・・・ただならぬモノを感じた。




その 存在感たるや・・・・。





こちらへの気遣いからか、
無造作に 片手で 手渡してくださった。






私は、手元を片づけ 胸ポケットの携帯電話をカバンへ仕舞い
ボールペンを片づけた。


・・・そのお方は、すでに腕時計を机に置いておられた・・・




うかつに 傷つけたら 大変だ!




両手で 受け取り、 裏も表も 舐めるように眺めた。


私は、ヤキモノの知識も何もない。

しかし、 その 存在感の大さに ただならぬモノを感じた。


200〜300年前に作られ
大切に大切に使いこまれ


・・・・しかも 無傷




若かりしころから、 美術館や博物館へ
気が向けば行っていた。




しかし、これだけ貴重な【お品】を 手にとって見れるなんて・・・
考えもしてなかっただけに ・・・・大変緊張した。



南樂家第三代 任土斎といえば、 樂本家の正当な血統の最後の人。
(だったと思うな)



美術館以外で 見ることなんて そうそう無い。



自分で言うのも何だが、
玉水焼や樂家に関する【最低限の情報】を知ってなかったら
見せてもらえなかっただろうし、



仮に見せてもらったとしても


とんでもない失礼を犯したかもしれない。



茶道をする人は、
お茶碗に触れる前に 指輪や 腕時計を外すという。



幸い 私は、 結婚指輪をしていない。


太りすぎ、  指に埋もれた指輪を見て
【指・・・腐るで!】・・と多くの方々にご忠告いただいたからだ(笑) 


決して 独身を詐称する魂胆で 外しているワケではない。




そのほか、 普段から 腕時計してないし
キケンブツと言えば 胸ポケットの携帯電話くらい。


こいつが落下して お茶碗に当たったら・・・・・・!!!







アカン・・・恐怖やわ・・・・想像できひんし!!!




お茶の世界は 相手に対する心遣いや マナーを学ぶんだと聞く。

扱うものが 貴重であればあるほど 緊張するし。




そうか!  茶道は【スリル】を楽しむのか!





・・・と アホなことを考えてみた。





それにしても、 地元の歴史などを かじっていてよかった。


商工会青年部でやった活動も まんざらじゃないよな。






しのだ不動産
電話0774−82−5808
s_fudo3@yahoo.co.jp

≫7月2日≪ ナニかがオープン!
→詳しくはコチラ