雨漏れ

梅雨でございます。
今年は特に、 短期集中型の雨が多いような気がします。


今まで多くの雨漏れを見てきた。



雨漏れは、 住人が早く気づけば気づくほど 最小限の被害にとどめられる。


しかし、 現実には わかりづらい箇所であることが多い。



単純に考えて、 屋根の形状が変わる個所にトラブルが発生しやすいものだ。


大屋根から 下屋への変わり目、
入母屋の ノシ瓦下をくぐる部分、
雨トユの継ぎ目からの漏れ、
雨トユのアンコ部分のゴミつまり、
雨トユのカイショに作られた鳥の巣、
複雑な屋根の 【谷】部分の板金、
【明りとり】の周囲の防水処理、


パッと思いつく 私が直接見たモノだけでも これだけある。



しかも、 普段から意識さえしていれば
【防げたはず】のものが意外に多かったりする。


まず、 が巣作りで せっせと自宅屋根へ飛んでいったら要注意(笑)


トユの会所やアンコ・タテトユに藁や草がいっぱい詰まってあふれてたり・・・


あふれた雨水が、 壁を伝って  チョットした隙間から建物内へ侵入したり


近所の木の葉などが屋根の【見えにくいところ】に積もり【コケ】が生え、
サイフォンの原理で建物内へ水分を供給していたり。




単純に、 屋根や トユに 【草が生えてたら要注意】



水の流れが悪いからこそ ・・・そうなるワケですからね。



普段から 早め早めに 【簡単な掃除】さえしておけば!
防げることが 多い。



そういうウチの事務所でも 何度か雨漏れを発見した。


タテトユが詰まって あふれた雨水が 建物のウィークポイントから侵入していたり、
造り付けのベランダの取り付け部分にできた壁のクラック(ひび割れ)へ
べランダの排水が ダイレクトに注ぎ込んでいたり・・・


理屈がわかれば 対応もカンタンだ。



しかし、 意外に【わかってない職人さん】が多い。


全く違う個所へ 不可解な処置をしようとしたり
ナゼか 高くつく処置を勧めたり・・・。


ホンマにわかってないのか? 確信犯か? 



こんな時代だからこそ 目先の儲けより
信用を積み重ねてほしいものです。





そういえば、 大学のエライ先生や 大企業が 素晴らしい屋根材などを開発されています。

そして エライ人が考えた データに基づき 素材や工法などが 研究されている。




エライ人は、 鳥の習性や コケの生え方
サルのイタズラってものを 【もちろん】熟知されてるんだろうなぁ〜(笑)


屋根めくったり、瓦を動かして遊んでるしね!   猿はホンマにすごいし。


鳥も、 屋根材の隙間に草藁を突っ込んで 巣をつくることがある。



エライさんたちは・・・よもや・・・予想外や 想定外・・なんて言わないよな!




たのむでしかし!






しのだ不動産
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