竹の利用方法

最近、竹の利用法でのアクセスが増えているらしい。
・・・で、Googleで検索してみると・・・・・!
しのだのブログ!がトップに出てるやん!(笑)


不思議だな〜。



クダラナイことばっかり書いてるのにね。



まあ、折角なので最近知人たちと話し合って
竹の利用方法について出たアイデアの一つをご紹介しよう!



その話し合った人たち、 皆さん自由な発想の持ち主。


竹に対する固定観念がない。



そこが一番大切だと思うんですよね。







イマドキ、竹馬作ったり 水鉄砲作ったり・・・・
イイんですよ。 それはそれで。

昔を懐かしむ! って意味では 一つの文化でもあるし、
残して行ってほしいものです。

私も、 年とったら 子供たちに竹細工でも教えてあげたいな。




でも、 今は そんな気はさらさら無い!



【竹】という素材の特徴を生かした 製品づくり。
絶対できるはずだと思う。


石油化学製品で、あの【しなり】と、あの【強度】を出すのは難しい。


そして採る時期さえ間違えなければ 腐りにくく長持ちする。



そして表皮。 ごく薄いセラミック質らしい。

だからノコギリやチェーンソーの刃が傷んだりする。



・・・で、試験的に色々なモノを作ってんみた。



ヘラや治具など 補助的なものには かなり使えそう。


竹のピンセットも、電気を通さないし ソチラ方面でも使えないだろうか?


京都の伝統工芸では よく似たものが使われている。


そのノウハウを活かせば 伝統工芸も守れ 新しい産業が出来るかもしれない。



私たちが小学生の頃など、粘土細工用の粘土ベラは 竹製だった。
今もそうなんだろうか?


もし、プラスチック製なんかだったら 何とかすべきだ と思う。



そんな時でもなけりゃ 今の子供たちは 
素材や道具としての 【竹】とめぐり会えるチャンスが激減するだろう。


かつては、【竹】で作るのが 当たり前だった製品の多くが
石油化学製品にとってかわっている。


それも、企業努力によるものだろうから 一概に否定したくない。


だが、ナゼ 竹が選ばれなくなったのか?



それは、一般消費者の求める 【製品の安定性】にほかならないだろう。


素材として採取するには 年間の限られた一定の期間となること。
太さ・肉厚・節の間隔・・・一本ごとに異なる個性。
竹の先端・枝・葉の処理。


これらをクリアしないといけない。



つまり、季節限定の産業となってしまう事と
年間通して 在庫するための倉庫が必要なこと。


そういった意味で 材料が安定していて、
不要な在庫がなく、
その大半の製造ラインが機械化できる石油化学製品へシフトしたんだろう。


でも、そういった産業は、中国他東南アジア諸国の追い上げにより
どんどん肩身の狭い思いを強いられている。


対して竹はどうなのか?



確かに問題は多い。
いくら多くの放置竹林が問題になっているとはいえ
品質の良い竹を出荷するには、切り出すために多くのコストがかかり
安定供給するには 多くの【人間の力】が必要となる。


・・・で、どうせ人間の力に頼るんなら、
とことん人間臭い製品・・・つまり個性的なワンオフものの方がウケるんじゃない? って思う。


先日 話し合っている中で、
CO2削減数値目標達成を目指して試行錯誤している企業に売り込めるもの
って事で 一つの案が出た。


とある業界の大手メーカーにどうだろう? ってハナシ(笑)



実現できるかは わかりませんよ。



でもね、皆が生き残りをかけて 色んなこと考えなきゃ
・・・大変な時代です。


世の中が悪いのは 政治のせい・・・とか言ってられませんよ。
自分の身は自分で守らなきゃ ・・・って思いますし。


ただ、 人の道から外れたことはしたくないし、
世の中に ほんの少しでも役立つようなこと、
大義名分にこだわって いろいろ考えていきたいと思う。


折角不動産屋やってるんだから、 新しい産業を企画して
空きテナント対策にも有効活用したいし。




・・・・で、今回考えたものに 竹の表皮の硬度に注目したものを考えてみました。




はたして どうなるか! 


ダメもとでやってみます!





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