終戦記念日ですね。

そう言えば、戦争の生き字引って言う方、
私たちが子供のころは そこら中いっぱいおられたけど、


あの戦争へ行かれた方々って、年齢を重ねられても 
姿勢が良かったり、
言葉が明瞭だったり、
とにかくお元気だったり、


戦前の日本の教育の成果を物語ってますね。



戦前 帝国主義の日本って、 もちろん 悪いこともイッパイあるでしょう。
けど、 御高齢の方見てても、 
戦争経験者と 未経験者では
あきらかに 違った生き方されてます。


戦争経験者の方、
あの ピシッ! っとした雰囲気を
続けられるのがスゴイ。


とにかく 学力がスゴイですよ。


特に 文学。


達筆だし、基礎学力ってのがスゴイし、
日本人の心 ・・・・っていうのを
しっかり持っておられた。 
・・・ように思います。


最近、 古い書籍を見る機会に恵まれ
現代人との 知性や感覚の違いに
愕然とするものがあります。


その日本人の素晴らしい気質が
悲劇的な 【戦争】という方向に向かってしまったことが
不幸なのであって、
それ以外の 大切な部分、


戦後の米軍支配によって
否定され続けた結果
【消されてしまった気質】こそが
大切なんじゃないかな? って思えてきます。


今、 まだ 戦争経験者の方々がおられるうちに
古き良き時代の日本を 学んでおく必要があるように思います。



先日、京都市美術館の常設展を見ました。


江戸時代以降のものが多く、
大半が昭和20年代までの作品。


本当に素晴らしい作品の数々と
作家の数に驚かされます。


・・・でも、 戦後急速に
ハイレベルな作品も、
ハイレベルな作家も減っている。


逆に 作家気取りの人は 爆発的に増えてますけど(笑)


芸術にしても 文学にしても
安易で軽薄な方向へ向かっている。


モノが無くて、 一生懸命に働いても
食べ物にありつけるかどうか! ・・・という時代に
生活に不必要な 芸術や文学などに取り組むなんて


そりゃ 恐るべきパワーと覚悟が必要ですよ。 きっと。


それだけの心構えでやってる人って
どれだけいるんでしょうね?


あの北大路魯山人も、【食】という事にかけては
並々ならぬ覚悟を持って あの世界にまで到達されたんだし。


私、魯山人の作品を見るのは好きです。


戦後の混乱期に あれだけ思い切って 贅沢な素材集めて使いまくったり・・・
良くも悪くも、 古き良き 日本の伝統と文化の継承に
大貢献されたことは間違いないでしょう。


・・・でもね、 

安易に 魯山人のマネ事する人が チープに見えて仕方ない(笑)



今の世に魯山人がいたら・・・・。
きっと、 全く違う生き方されてるでしょうね。




まあ 規模のでかい人だと思います。
豪快かつ繊細。
魯山人は 時の財界政界文化芸術の世界など、まさに各界の名士にまで
影響を与える人だったわけだし。



食・書・陶磁器・篆刻・絵など
多岐にわたって才能に秀で、


人間国宝辞退するほどの人ですもんね。




今だったら 誰に相当するんだろう?


世界中見渡したら 近い感性の人 いるのかもしれませんね。



私、 芸術はわかりませんが、
魯山人の作品で 篆刻が印象的でした。


20年ほど前ですけど、 初めて見たときの驚きは
今も憶えています。


あれだけ 高級な素材に あれだけ 大胆に創作できるんですから。


・・・・せこい人間ではムリ(笑)



金銭的に 貧乏でも、 心だけではリッチでいたいものです。




そういう部分(心はリッチ)だけ 学んでいきたいと思います。








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